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株式投資やFX、海外積立など、投資にもさまざまな種類がありますが、どの資産運用を選べば良いか迷っていませんか?
資産運用を考えている方に知っていただきたいのが、不動産投資です。
不動産投資には他の商品にはない特徴があり、最近では資産運用初心者の方も始めやすいような商品も出てきています。
そこで今回は不動産投資の良い所・悪い所をまとめてご紹介していきます。
ぜひ参考にして、資産運用を始めていきましょう!
資産運用なら不動産投資!他にはない不動産投資の良い所とは?
まずは不動産投資の良い所をご紹介していきます。
安定した家賃収入を得ることができる
不動産投資の一番の魅力はやはり、入居者が確定した場合、安定した家賃収入を毎月得られることではないでしょうか。
例えば株式投資やFXの場合、毎月安定した収入を得るためには価格変動を頻繁にチェックする必要がありますし、変動の状況によっては収入が得られない可能性もあります。
しかし、不動産投資の場合、投資した物件の入居者が決まった場合、毎月収入を得ることができます。
仮にローンを借りて不動産投資を始める場合は、最初の収益をローンの返済に充てる必要がありますが、返済後はそのまま手元に残すことができ、老後に安定した収益を得るためにも最適な資産運用になります。
そのため、不動産投資を始める場合、20~30代のうちに退職するまでに返済するような計画を立てて、老後の資金を貯めておくという方も多いです。
また、レバレッジを効かせられるのも不動産投資のメリットです。
レバレッジとは、小さな資金で収益性を高められることです。
つまり、不動産には担保価値があるので銀行から融資を受けることができ、銀行から融資を受けることができれば、少ない自己資金でもより大きな投資を行うことができるので収益性を高められます。
節税効果がある
不動産投資は所得税や住民税を節税することができます。
不動産投資では得られた賃料などの収益から管理費や減価償却費などの経費を控除することができるので、控除された経費の分だけ、節税できるということです。
さらに、不動産投資は相続対策にもなります。
金融商品の中でも株式などを相続する場合は、時価によって相続税が決まります。
ですが、不動産を相続する場合は時価の7~8割程度に見積もった価格で相続税が決まるので、株式などを相続する場合よりも見積額が低くなります。
そのため、実際の価値よりも2~3割程度低く、税金を抑えることができます。
変動が小さい
不動産投資は、株式やFXなどよりも価格変動が小さいため、初心者にとって始めやすい資産運用だと言えます。
不動産の価格は政治や経済などによる景気変動を受けにくく、大きく暴落しにくいという特徴があります。
そのため、投資した物件に入居者さえいれば賃料が得られ、安定して継続的に収入を手に入れることができます。
不動産投資の悪い所とその対策
次に不動産投資の悪い所とその対策について紹介します。
資産運用にはリスクが伴い不動産投資ももちろんリスクがあります。
しかしリスクを理解した上でしっかり対策しておくことで、安心して資産運用することができますので、参考にしてみてください。
流動性が低い
最初に挙げられるデメリットとして、流動性が低いという点があります。
流動性とは取引の数で、つまり流動性が低いということは取引の回数が少なく、それゆえ次の買い手が見つかりにくいということになります。
そのため、仮に、結婚や子育てなどでまとまったお金が必要になっても、次の買い主が見つかるまで現金化することができません。
さらに、どうしても早く売却したいとなると、本来の不動産価値からかなり価格を低下させないと売却することができず、損をしてしまう可能性があります。
対策
流動性を変えることはできませんので、取引がたくさん行われていて流動性が高い、都会の不動産を選んだり、選ぶ前に人口動態などの地域の情報だったり、現地調査をするなどして対策しましょう。
また、売却までを見据えた資金計画を立てることをおすすめします。
初期費用が大きい
不動産投資の一番のハードルとなるのが、初期費用を準備することです。
不動産を購入しようとすると、何千万円、何億円と必要なることもあります。
そのため、リスクを抑えるために分散投資をしようと思っていても、初期費用が大きいために他の商品に分散できないというデメリットもあります。
対策
初期費用が大きいことの対策として、ひとつは銀行などの金融機関から融資を受けて不動産投資を行うことです。
そうすれば、自己資金を抑えて始めることができます。
また、不動産投資の多額な初期費用が必要になるのを解決するために、近年はREITや不動産小口化商品などの少額で不動産投資を始められるものも出てきています。
不動産クラウドファンディングなどは1万円程度から、REITは数十万円から、不動産小口化商品は一口100万円から始めることができ、不動産投資へのハードルが低くなっています。
さらに、不動産の所有権を持たずに始められるものもあるので、これから資産運用を始めようとお考えの方にもおすすめです。
災害リスク
最後のデメリットとして、不動産が実物資産であることから地震や火災などによる災害リスクがあることです。
万が一、このような災害が起きた場合、建物の損壊や焼失などの被害を被る可能性も十分あります。
対策
災害リスクへの対策として、保険に加入することです。
損害保険に加入することで、損壊や焼失などで一定期間賃料を得られなくはなりますが、修繕費だけでも保険金で補うことができます。
そのため被害額を最小限に抑えるためにも、事前に保険に加入しておくことをおすすめします。
不動産投資の良い所・悪い所を知って、資産運用を始めていきましょう!
不動産投資の良い所と悪い所をご紹介しました。
不動産投資には今回ご紹介したこと以外にも、管理会社などを利用することで管理の手間を省くことができるなど、資産運用する上で他の商品にはない良い所があります。
今回ご紹介した、「流動性が低い」「多額な初期費用」「災害リスク」などを注意していけば、悪い所をうまくカバーすることができるので、ぜひ参考にしてみてください。
ぜひ万全な対策を練り、不動産投資で資産運用を始めていきましょう!
不動産投資を行うべき理由について、その魅力をより詳しく解説した記事もございますのでぜひご覧ください!