資産運用と聞くと、株やFXなどが一般的にイメージされますし、その他にもいろいろな資産運用方法が存在していて、幅が広がっています。

しかし、どれだけ多くの資産運用方法が誕生したとしても、不動産投資を選ぶ人が多いですし、おすすめしたいとも思います。

それではなせ不動産投資がおすすめできるのかその理由をご紹介しますので、資産運用を検討している場合はぜひ参考にしてみてください。

リスク回避できる

資産運用をする際に、最も気になるのが投資をする時に懸念されるリスクです。

株やFXの場合、調子が良い時は非常に大きなお金を手に入れられますが、その反面一度の失敗も許されないくらいに下落も早いですし、損失も大きいでしょう。

そういったリスクへの不安があるから、なかなか資産運用に踏み出せない人も多いでしょう。

一方で、不動産投資の場合は逆に人生のリスクを回避してくれる要素が多くあります。

人生のリスクとは何かというと、将来的に備えておかなくてはいけないリスクのことで、大きく分けて「高齢化が進んだことによる老後の生活確保」と「万一のことが起きた際の家族の生活確保」です。

人生100年という言葉を最近よく耳にしますが、いわゆるご長寿と呼ばれる100歳を迎えるような人が医療の進化で年々増えていて、誰しもが100歳まで生きる可能性がある時代です。

ただ、その分100歳までの生活に対してどう対処していくのかというリスクを背負います。

一般的には老後の生活のために年金が存在していますが、今までの厚生年金保険の支払い方法や就いていた職業によって全く金額が変わってしまうので、よほどのことがない限り年金だけでは安心ができません。

分はもちろんのこと、配偶者も生活を共にしているわけですから、2人の生活をしっかりやっていけるのかと不安に感じるのはあたりまえのことだといえます。

もちろん長生きは良いことですが、日本経済やこれからの社会情勢を考えると大丈夫だろうと預貯金を残していたつもりでも意外にもあっという間に底を尽きてしまうものです。

預貯金にも金利はつきますが微々たるものですし、仕事をしようにも年齢には勝てません。

こうした老後生活へのリスクに対して、不動産投資の場合は長期的に安定した収益を見込める可能性が高く、投資での収入と年金である程度の生活設計を立てることも可能です。

また、万一の時の家族への生活確保ですが、多くの場合は生命保険でまかなえると考えています。

たしかに生命保険はこのリスクに対策するために存在していますが、一気にお金が入ってくると案外人間というのは使ってしまうものです。

不動産投資の場合、契約者本人が亡くなった後でも物件はそのまま相続されます。

なので、一定の収入を安定的に得ることが可能だといえます。

リスク回避方法として不動産投資はおすすめできますが、投資なのでもちろん全くリスクがないというわけではありません。

不動産投資を行っている上で最も大きなリスクというのは、自然災害です。

特に日本は、地震大国とも言われているくらいなので、被害リスクとしてよくあるものだといえます。

また、火災や洪水などもよくある自然災害のリスクとして考えられます。

自然災害というのは、自分達では予測も予防もできないので保険などで対策を取る必要があります。

また、不動産投資におけるリスクで自然災害と併せてよく考えられるのが空室問題です。

ただ、この点は購入する物件によって大きく変化があるので、最初に物件を購入する時に立地などを考慮しておくことで回避できます。

長期的で安定した収入

不動産投資をおすすめする理由は、やはり長期的に安定した収入を得られる部分です。

株やFXの場合だと、短期集中的に利益を得られる可能性が高いといえます。

ただ、その分価格変動のリスクも高くなるので一度損失が出ると、そもそも自分が持っている資産全てを失ってしまうくらいのマイナスが出る可能性があるのです。

それだけのリスクを背負って投資を始めるのは少し不安だと思う人も多く、投資に踏み出せない大きな原因だといえます。

一方で不動産投資の場合は、安定した収入を継続的に見込みやすいことです。

投資をするわけですから、利益を求めたいと思うのは当たり前のことですし、利益を出せるのであればたくさん出したいと思うのは普通のことです。

しかし、すぐにそういった大きな収入を手に入れようとしても、そこには大きなリスクがつきまといます。

不動産投資の場合は、緩やかな収入の伸びかもしれませんが、株やFXのように危険性はそこまでありません。

価格変動が激しいと、常に意識していなくてはいけませんし、例えば、投資している本人が病に倒れると収入が一気に減少してしまう可能性もあります。

不動産投資の場合は、物件管理は必要になりますが、入居者がいるだけで安定した収入が入ってくるのです。

安定した収入があるということはそれだけ将来への見立ても計画できるというものなので、不動産投資をおすすめしたい大きな理由です。

他の資産運用ではデメリットやリスクも大きいですが、不動産投資の場合は入居者が一度入れば契約年数分毎月収入がコンスタントに入ることになるので、安心感があります。

物件管理と聞くと難しいと感じるかもしれませんが、管理会社に任せることもできますし、不動産会社に相談しながら物件を良くしていくこともできるので、投資を始めた時に仕事をしていて日常が忙しいという人でも、気持ちを楽に投資に取り組めます。

まとめ

数多くある資産運用の中から不動産投資をおすすめしたい理由をご紹介しました。

不動産投資の場合、将来的な自分の生活への不安や自分に万一のことがあった時の家族の不安を回避してくれる意味があります。

この点は、株やFXなど価格変動が激しく、収入も変化するような資産運用方法だとどうしても安心感がないものとなるので、不動産投資の方が安心できます。

また、不動産投資だと家賃収入になるため、入居者さえいれば安定的に収入を得ることができることも大きなメリットです。

ただ、比較的安定して利益を得ることができたとしても、空室のリスクもありますし、自然災害などで物件がダメになる可能性もあります。

そのリスクを考慮して資産運用をすることはとても大事ですし、リスク回避できるような物件をまずは慎重に選ぶようにしましょう。