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魅力がたくさんあるにも関わらず、まだまだ知らない人が多い不動産シェアリング。
この記事を読んでいる皆さんの中にも、「不動産シェアリングを聞いたことはあるけれども、何が魅力なのかは知らない」という方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、不動産シェアリングの魅力をわかりやすく解説します。
不動産シェアリングの魅力を知って、投資家が注目する理由を探っていきましょう!
投資家が注目!?不動産シェアリングの魅力とは
今多くの投資家が注目している不動産シェアリングの魅力とは何なのでしょうか。
まずは不動産シェアリングの概要について簡単に説明していきます。
不動産シェアリングの仕組み
不動産シェアリングは、通常の不動産投資だと何千万円、何億円かかる大型不動産を小口化して複数人の投資家に出資してもらうことで、高額な初期費用が必要という不動産投資の悩みを解消した、新しい形の不動産投資です。
また、プロの管理会社が投資家の皆さんの購入した物件を管理し、そこから得られた収益を出資分に応じて投資家に分配する仕組みになっています。
物件の清掃やメンテナンス、家賃の回収に関しても、専門の管理会社が行ってくれます。
不動産シェアリングによって、通常の不動産投資だと個人では手が届かなかった、好立地の大型不動産に手が届くようになりました。
つまり、これまでの不動産投資の悩みや不安である、
“不動産投資を始めるには高額な初期費用が必要”
“不動産の管理が大変”
“相続するには分割しにくい”
“空室リスクが心配”
を解消したものが不動産シェアリングです。
不動産シェアリングの魅力を比較しながら解説
次は、不動産シェアリングの魅力を他の不動産投資と比較しながら解説していきます。
不動産投資にもそれぞれ魅力がありますが、不動産シェアリングが他の不動産投資と何が違うのかを把握して、自分に向いているかどうかの参考にしていただければと思います。
これまでの不動産投資と比較した不動産シェアリングの魅力
- 少額でも始められる
- リスクを分散できる
- 相続しやすい
- 売却しやすい
これまでの不動産投資では高額な初期費用が必要でしたが、不動産シェアリングによって、100万円程度で好立地の大型物件を購入することも可能になります。
不動産投資を行う年齢層は40代がボリューム層ですが、少額でも始められる不動産シェアリングを活用すれば、20代から不動産投資を始めることも可能です。
また、初期費用が下がったことによるメリットはこれだけではありません。
残った資金を他の商品にも投資することで、リスクを分散することができます。
さらに、相続対策にも活用することが可能です。
物件1棟を子供に相続するとなると分配するのが困難ですが、不動産シェアリングであれば一口単位での相続が可能になりますので、「相続」が「争続」になる心配もありません。
同様に、丸々1棟を購入した場合、仮に売却したくなっても部分的に売却することは困難です。
しかし、一口単位での運用が可能になれば、一口ずつ手放すことができるので売却するのも容易になります。
不動産投資信託REIT・不動産クラウドファンディングと比較した不動産シェアリングの魅力
- 不動産の所有権も得ることができる
- 相続対策にも活用できる
- 投資対象の不動産が明確
少額で不動産投資が行えるものとして、不動産投資信託REITや不動産クラウドファンディングもあります。
REITは投資信託に、不動産クラウドファンディングは事業者に出資するので、不動産の所有権が手に入りません。
しかし、不動産シェアリングは実物不動産に出資するので、不動産の所有権も手に入ります。(任意組合型の場合)
そのため、不動産の所有権を得られる不動産シェアリングの場合、相続する際の評価基準は不動産になり、諸々の評価減特例が適用されるため、その分相続税を抑えられます。
また、REITや不動産クラウドファンディングは投資信託や事業者が投資している物件を詳しく確認することは困難ですが、不動産シェアリングは自分で投資する物件を調べた上で投資できるので、投資対象が明確というメリットもあります。
初期費用に関して、不動産シェアリングは100万円程度、REITは数万円程度、不動産クラウドファンディングは1万円程度といった違いもあります。
不動産シェアリングの魅力を知って、コツコツ資産運用を!
不動産シェアリングの魅力をご理解いただけましたでしょうか?
少額に分割することによって、
- 不動産投資を始めやすい
- リスク分散
- 相続対策
といった、どの世代の方でも、また初心者からすでに投資家として活動されている方にも活用しやすい特徴があります。
また、少額すぎるとそれだけ収益も減りますので、100万円程度といった金額は運用しやすく、十分に収益も得ることができる、適度な金額だとも考えられます。
資産運用したい人はぜひ不動産シェアリングを検討してください。