まとまった大きい額の資金はないけど、将来のことも考えて資産運用をしておきたい、と考える20代は増えています。

しかし、知識がないままに資産運用をいきなり始めるのは不安でしょう。

今回はこれから資産運用を始めようと考えている初心者の皆さんのために、資産運用の始め方やテクニック、方法についていくつかご紹介します。

まだそれほど資金が準備できない20代の方でも始められるように、少額での資産運用の方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

資産運用の始めるときに一番重要なのは”目標設定”

資産運用を始める際に重要なのは、いつまでにどのくらい貯めたいのかといった目標設定を決めることです。

目標の金額によってどのような資産運用の方法を選ぶべきかが変わるので、目標設定はその後の資産運用の計画を立てる際の指標となります。

ですから、資産運用を始める際は「〇〇歳までに△△円貯める」という目標を設定しましょう。

初めての資産運用で失敗しないためのテクニック

次はこれから資産運用を始める際に、失敗しないためのテクニックをご紹介します。

長期的な視野で運用する

短期的に金融商品を売買して、資産を増やしていく方法もありますが、そのような方法は金融商品についての十分な知識と経験が必要です。

また、FXなどの金融商品の場合、売買のタイミングを逃さないために、常にパソコンやスマホを確認しなければいけません。

初心者の場合は、運用に負担がかからない不動産投資などの長期投資がおすすめです。

計画的に分散投資する

資産運用を始める際は、計画的に分散投資しましょう。

分散投資することのメリットは2つあります。

  • リスクを分散することができる
  • 様々な商品の知識や動向を得ることができる

まず、1つの商品に全ての資金をつぎ込むと、その商品の価格が暴落すれば、収益もマイナスになる可能性があります。

しかし、複数の商品に分けて投資することで、どれか1つの価格が下がっても、残りの商品で資産を賄うことができる可能性があり、リスクを回避できます。

そして、株や債券、不動産投資など様々な商品に分散して投資することでそれぞれの特徴や動向を知ることができます。

そうして得られた、知識や経験が次の投資に活かすことができ、より資産を増やすことにつながるでしょう。

損切りの金額を設定しておく

資産運用をしていると、価格が下がり損することもあるでしょう。

その際、どのくらいの金額損した場合に手放すのかという損切の金額を設定しておきましょう。

やめどきを見極める力も資産運用では大切です。

最初に設定しておくことで、大きな損失を防ぐことにつながります。

少額でも可能!?資産運用でおすすめする不動産投資の2つの方法

資産運用をこれから始める皆さんにおすすめの方法は、不動産投資です。

近年は少額からでも始めることができる不動産投資もあり、

“安定した収入が得られる”
“価格が安定している”
“節税対策”

といったメリットを残しながら、

“少額なので分散投資が可能”
“初期費用が抑えられるので若いうちから始められる”
“物件を持たない不動産投資もできる”

という特徴を持った不動産投資も出てきているからです。

そのような特徴を持った、少額でできる不動産投資の始め方をご紹介していきます。

不動産小口化商品

不動産小口化商品は、これまで高額の初期費用が必要だった不動産を小口に分けて出資してもらうことで、少額でも不動産投資を始められるようにしたものです。

複数の投資家から出資されますが不動産の所有権も所有できるので(任意組合型の場合)、節税効果も見込めます。

不動産の清掃やメンテナンス、家賃回収は管理会社が行ってくれますので、管理の手間もかかりません。

収益は投資家が出資した口数に応じて、分配されます。

不動産小口化商品の始め方

①運営業者に資料請求し、入会する

まずは小口化ファンドの業者を探し、資料請求します。

ネットから簡単に手続きができますので、気になる業者を選びましょう。

資料請求後、投資する業者が決まりましたら、業者が設けている組合の会員に入会する必要があります。

②小口化ファンドに申し込み

次に、募集案件に申し込みします。

募集案件は業者のHPにも載っています、入会するとメール等で情報が送られてきます。

人気が高い案件はすぐに完売になりますので、こまめにチェックしておきましょう。

③入金

最後に、入金して完了です。

不動産投資信託 REIT

REITは投資家から集めた資金をもとに不動産投資のプロである投資信託が運用し、そこから得られた収益を投資家に分配する仕組みになっています。

実物不動産を所有するわけではないので、株式投資に近い形になります。

不動産投資に関する知識がいらないのと、すぐに売却できるので初心者の方におすすめです。

REITの始め方

①口座を開設する

まずは証券会社で口座を開設しましょう。

証券会社も色々ありますので、自分にあった会社を選ぶ必要があります。

②投資するREITを選ぶ

REITには、オフィスビルから商業施設、リゾート施設など、たくさんの投資対象があります。

投資対象によって賃料が変動しやすかったりします。

リスクを抑えるためにも、いくつかの銘柄を選んで分散させておきましょう。

③売買注文

証券会社を通じて、銘柄や口数、価格、売りか買いかなどの注文を行います。

株式投資と似ていて、4桁の銘柄コードがあります。

いよいよ資産運用スタート!自分にあった方法で運用していきましょう!

今回は、資産運用で失敗しないためのテクニックをご紹介しました。

資産運用の方法はいくつもありますし、それぞれの商品にも銘柄がいくつもあります。

自分にあった商品を見つけ、資産運用していくのが成功するために必要です。

後半部の、具体的な不動産投資の始め方も参考にしていただければと思います。

ご紹介したテクニックを活用し、資産運用を成功させましょう!