自分の資産を損なく運用したい!と思っている人の多くは、何かしらの投資をしてみようかな?と検討しています。

そこで多くの人がイメージするのは、株取引や不動産投資です。

株の場合は、リスクも高く大損しやすいという印象があるので、初心者の場合は手出ししにくい投資です。

しかし、不動産投資であれば、ある程度手元に資金があるとなんとなく「自分にもできそう」と思う人が多いといえます。

マンション経営をして家賃収入を得ることは、株のように大きな利益を得ることは難しいかもしれませんが、一定額安定して収入を得られるので、確実に収入を増やしたいという人に人気です。

ただ、始めて不動産投資をする人にとっては、どんな物件を購入すればいいの?マンションがいいのかアパートがいのか、などいろんな疑問が発生しますが、どんな風に勉強したらいいのかなと悩むかもしれません。

そこで、不動産投資初心者におすすめの勉強法をご紹介するので、参考にしてみてください。

セミナーに参加する

行動的な人であれば、まずはセミナーに参加してみることをおすすめします。

不動産投資は、非常に人気のある投資方法なのでセミナーもその分たくさん開催されていて、講師のほとんどが大手不動産会社の経営者や現役オーナーなど実際に不動産投資に日常触れ合っていることが多い人が講師としてきてくれます。

セミナーの内容は、不動産投資とはというようなざっくりとした議題からピンポイントでのテーマなど様々開催されているので、今自分が知りたいことをそのまま生の声で聞けるというのは、非常に魅力的です。

不動産投資のセミナーに参加している人の多くが、すでに投資を始めている人もしくは不動産投資初心者の人なので、いろんな人が不動産投資についての情報を得たいと思って参加しています。

ただ、注意が必要なことはセミナーというのは、ある意味「比較的投資についての用語やニュアンスを理解している人向け」なので、本当の初心者である投資経験もないような人が参加しても、ちんぷんかんぷんだったりします。

セミナーに行くということは自分の時間を削って不動産投資について学ぼうとしているので、全く言っていることが意味不明だと身も蓋もありません。

そのため、不動産投資の勉強として真っ先にセミナーに行くのではなく、ある程度認識を持ってから参加するとグッと学べる部分も多くなります。

また、セミナーに参加するのは勉強するという意味もありますが、他の投資家と出会うチャンスがあるということもメリットの1つです。
自分と同じように不動産投資をしている人達と出会うことによって、今まさに起きている不動産投資の現状を知れます。

投資というのはどれだけ新しい情報をいち早く手に入れられるのか、という点でもあるので人脈作りにセミナーに参加するというひとも案外おおくいます。

本を読む

もっとも古典的で効果のある勉強法は、不動産投資の本を読むことです。

不動産投資をしている人の多くが、最初は本から勉強したという人も多いくらいにメジャーな勉強方法で、本だと自分のペースでゆっくりと考えながら勉強することもできますし、超初心者でもわかりやすい書き方をしている本がほとんどなので、勉強につまずきにくいのです。

気になるのは「どんな本を読めばいいのか?」という点ですが、不動産投資の基礎となる部分であるどのような物件を選ぶのか、投資方法は?などが書かれた本はまず購入しておく方いいといえます。

基礎的な投資方法や購入方法を理解した後は、不動産投資の基本となる不動産取引に関して書かれた本や空室リスクを避けるためにはどのような努力をすればいいのか、が記載されている管理や運営に関しての本も非常に勉強になります。

ある程度の知識を習得した後は、税務についての本も読むようにしましょう。

この点をよく知っておかないと、いくら不動産投資を始めたとしても収益を得ることが難しいものです。

税務を知ることによって、節税をしてお金を貯めやすくしたり、しっかりと利益を出すためにはどうしたらいいのかということを勉強できます。

不動産投資は奥深いので、1冊や2冊読んだところで知識を習得できた、と思うのは間違っています。

年間50冊くらいは読んだ方が勉強になりますし、もしもそんなに時間を取れないというのであればせめて1ヶ月に2冊〜3冊程度は読むようにしましょう。

本を読んでいる時に、しっかりとイメージを膨らませられるのかということも勉強をする上で非常に重要なポイントであり、頭の中で詳細を再現できるようであれば、知識が身につきやすいのです。

本は購入費用が決して安いものではないので、中古本をたくさん購入するなど工夫をしてみてください。

不動産投資の先輩から学ぶ

セミナーに参加した時に行うことが一般的ですが、不動産投資の先輩に直接疑問点や不動産投資のあれこれを聞くことも大変勉強になります。

先輩投資家も不動産投資のセミナーに積極的に参加している人も多く、セミナーの振り返りとしていろんな人と話をしたいと思っている人もたくさんいるのです。

そこで、ここが気になったけど実際はどうなのか、とか、セミナーの内容がよくわからなければあれはどういう意味なのかを聞いてみるとかなり勉強になります。

もしも、セミナーで良い先輩と出会えなければ、最近ではインターネット上にも不動産投資について語り合おうというような場所がたくさんあるので、そこで質問してみることも1つの手です。

ただ、ネット上で知り合う場合の注意点は、どこまで信頼していいのか?という点です。

有名投資家に直接問い合わせるわけではありませんし、セミナーのように顔を合わせて会話をするわけではないので、実際の知識があるから話しているのかそれともネット上の上辺の知識なのかということはすぐに理解できないかもしれません。

なので、あくまでネット上で知り合った不動産投資の先輩の話は、参考程度に聞いておいて、本当に情報を得たい場合は、交流会やセミナーへ積極的に参加して、自分から声をかけるなどすることが手っ取り早いでしょう。

まとめ

不動産投資は実際に開始するまでに少し勉強する必要があります。

何事もわからない状態で足を踏み入れたとしても、結果的に失敗してしまうものなので、おすすめできません。

もっとも確実に知識を習得できる勉強方法は、本を読むことですが基礎以上に知識を得たい!という場合や実際に不動産投資をしている人と知り合いたい場合は、セミナーに参加してみるのも勉強になります。