不動産ファンドで投資をする前に、ファンドの仕組みや種類を理解できていますか?

不動産への投資を成功させるためには不動産ファンドについてしっかりと知っておくことが大事です。

とはいえ、ファンドは不動産ファンド以外にも多くの種類がありわかりにくいところが多いのも実情です。

そこで今回は、不動産ファンドにも触れながらファンドの種類や仕組みについて解説していきます。

ぜひ今回の記事を読んだあとはそれぞれのファンドを比較しながら、自分にあったものを見つけてくださいね!

ファンドとは。投資をする前に知っておきたい仕組みや種類を解説!

みなさんは「ファンドとは?」と聞かれた時になんと答えますか?

ファンドというワードは、今回合わせてご紹介する不動産ファンドや、かつて「もの言う株主」として注目を浴びた村上ファンド(アクティビストファンド)など、〇〇ファンドというフレーズでよく耳にすることがあるのではないでしょうか。

それもそのはず、ファンドには色々な種類があります。

ただし、ひとつだけ共通しているものがあります。

それが、仕組みです。

ファンドの仕組みとは、投資家から資金を募ってお金を集め、それをもとにして投資のプロが運用し、そこから得られた収益を投資家に分配するというものです。

投資で成功している人の中には、投資についての知識や経験があまりなくても、ファンドについてしっかりと理解し、それを活用することで結果を出している人もいます。

これはまさにファンドの良さを表しており、ファンドは投資のプロが運用してくれることから、投資初心者の方であってもファンドについてしっかりと理解していれば投資を成功させることができると言えるでしょう。

ファンドと投資信託との違いとは

似たような組織として投資信託があります。

厳密に言うと、ファンドと投資信託は異なり、ファンドは私募ファンドのことを指し、投資信託は公募ファンドのことを指します。

私募ファンドとは特定の大口投資家のみを顧客としているファンドのことで、公募ファンドは広く一般に販売されている投資信託のことになります。

本来ならば上記のような違いがあるのですが、「投資家から資金を集め、それをもとに投資のプロが運用し、得られた収益を投資家に分配する」というものをファンドと呼ばれているために、投資信託もファンドに含まれています。

ですので結論としては、投資信託もファンドであると認識していても特に問題はありません。

ファンドの種類は無数にある!

  • ヘッジファンド
  • アクティビストファンド
  • ベンチャーファンド
  • 不動産投資ファンド
  • インデックスファンド
  • インフラファンド
  • バイアウトファンド
  • 企業再生ファンド…

などなど、〇〇ファンドの種類は無数にあります。

ですが、これらの仕組みに関しては全部同じです。

これから投資を始めるなら不動産ファンドがおすすめ!

投資初心者の方で、これからファンドを活用しようと考えている方には不動産ファンドがおすすめです!

ですが不動産ファンドについてまだまだご存知でない方もいらっしゃるかと思いますので、不動産ファンドの特徴についてご紹介していきます。

不動産ファンドの特徴とは

不動産ファンドの特徴をあげるとすると、ずばり少額で不動産投資を始めることができ、安定した家賃収入が得られるという点です。

不動産投資信託や不動産特定共同事業などの不動産ファンドができたことにより、これまで高額な資金が必要であった不動産投資を少額で始められるようになりました。

なぜ少額で始められることがいいのかというと、投資の基本である「分散投資」を行うことができるからです。

投資について知識がある方ならご存知かと思いますが、「卵を一つのかごに盛るな」という格言があるほど、分散投資は投資の基本中の基本とされています。

卵を一つのかごに盛るな

卵を一つのかごに盛ると、そのかごを落とした時にはすべての卵が割れてしまう可能性がありますが、複数のかごに盛っておくと、一つのかごを落としてしまっても他のかごの卵は割れずにすむということです。

そのため、不動産ファンドができたおかげでリスクを分散させることができ、かつ不動産投資のメリットでもある家賃収入という定期的に安定した不労所得が得られるわけです。

また不動産ファンドの1種である不動産特定共同事業の任意組合型であれば、小口でありながらも不動産を所有することができるので、相続税や所得税などの節税効果も得られます。

これは他のファンドにはない特徴ですので、不動産ファンドならではの魅力と言えます。

不動産を所有しないファンドもありますので、不動産ファンドについてもしっかりと理解するようにしましょう!

初心者投資家でも安心して始められる「不動産ファンド」の内容とは

不動産ファンドの注意点とは

不動産ファンドで注意点しなければいけないのは、分配金が少なくなるという点です。

自分で不動産に投資をするわけではないのでファンドの運営費などもかかりますし、また複数の投資家が出資をするので一人あたりの分配金も少なくなります。

またファンドの運用方法に関しては、出資するみなさんの意向が反映されにくいので、仮に運用が上手くいっていなかった場合に不満を感じることもあるかと思います。

なので、不動産ファンドを活用して投資を成功させるためには、ファンドの本質をしっかり理解して、自分にあったファンドを見つけ、活用する必要があります。

不動産ファンドとは?を理解して、自分にあったファンドに投資しましょう!

今回はファンドについてご紹介しましたので、ファンドの内容および不動産ファンドの理解が深まったと思います。

数ある投資の中から不動産ファンドを選ぶためにはしっかりとファンドについて知っておく必要があります。

初心者の方は特に、不動産投資に関する知識や経験があまりなくても、不動産ファンドについて理解し、比較検討した上で危険なファンドを避けることができれば、投資を成功させることができます。

ぜひ今回の内容を、みなさんの不動産ファンドへの投資に役立ててください!

不動産ファンドの構造について理解できた方はメリット・デメリットについても理解しておくことをおすすめします!

不動産ファンドの仕組みって?メリットやデメリットを理解しよう!