目次
資産運用を検討している個人投資家の卵であるあなた。
“資産運用を始めて将来の資産を増やしたい”
“資産運用を始めたいけど損失はしたくない”
“資産運用の種類があってよくわからない”
“資産運用って自分一人でできるのか不安”
これらのような不安や悩みをお持ちだと思います。
資産運用には多くの魅力がありますが、正しい知識を持って進めることが大切です。
そこで、資産運用をこれから始めるあなたに、資産運用に関する情報を発信します。
今回は、資産運用を始める際の「利回り」について。
利回りの計算方法や目標にすべき数値、それを叶えるための方法をご紹介します。
資産運用で目標にすべき利回りは5%!
早速ですが、個人投資家は資産運用の利回り目標は5%を目安に設定するのがおすすめです!
「利回りが10%とか20%という話を聞いたことがあるけれど、5%って低すぎでは?」なんて思ったかもしれません。
なぜ、利回り5%をおすすめするのか。
5%の利回りだとどれだけ資産が増えるのか。
これらについて解説していきます。
利回りの計算方法
利回り(%)=利益÷投資元本÷運用年数×100
利回りとは年利回りとも呼ばれ、上記の計算式で算出します。
例えば、元本200万円で3年間運用し、分配金が40万円、220万で売却したとします。
利回り=(40+20)÷200÷3×100=10%
このような計算となり、利回りは10%となります。
資産運用の中でこの計算は必要なので、頭に入れておくようにしましょう。
投資の神様ウォーレン・バフェット氏のファンドで約22%が平均の利回り
投資家の世界でこの方の名前を知らないなんてことはないであろう、投資の神様ウォーレン・バフェット氏。
投資の神様であるバフェット氏が率いるファンドでさえ、平均約22%の利回りです。
そんな中、個人投資家で20%超えの目標は現実離れしているのもご理解いただけたと思います。
投資の世界では、単年で20%超えることがあったとしても、それを毎年継続させるのが非常に難しく、だからこそ平均20%オーバーのバフェット氏は神様と呼ばれているのです。
資産運用では1~3%の利回りが妥当?
20%などの高すぎる目標設定は無謀であることはご理解いただけたと思います。
それを実現するにはハイリスクハイリターンの資産運用が必要で、これから個人投資家を目指すあなたには不向きと言えます。
だからと言って、利回り1~3%といった低すぎる目標もNGです。
低すぎる目標で資産運用を行うのであれば、投資ではなく他の方法を検討すべだきと考える人もいます。
世界経済の成長率は年3%
世界経済の成長率(=インフレ率)は約3%と言われています。
この数値と株式投資の利回りは長い期間で見れば同等になると言われ、理論上では株式投資の期待値は3%になります。
理論上の期待値は3%であるということは、3%以下の利回りでは資産運用で期待値以下ということになってしまいます。
これから資産運用を始める人も3%は最低ラインと考えておきましょう。
国債や銀行預入の利回り
ちなみに、日本の銀行への預入の利回りは0.001%、個人向け国債で0.05%とかなり低いということも分かります。
200万円の元本で利回り2%で運用した場合
1年目 | 204万 |
2年目 | 208万 |
3年目 | 212万 |
4年目 | 216万 |
5年目 | 221万 |
10年目 | 244万 |
15年目 | 269万 |
15年資産運用して1.3倍程度となります。
個人投資家が資産運用するなら5%を目標に
高すぎる目標設定と低すぎる目標設定をご紹介しました。
冒頭でもお伝えしましたが、個人投資家におすすめした資産運用の利回り目標は5%です。
世界経済の成長率より少し高めの設定が現実的であり、資産運用としての成果も期待できます。
利回り5%で運用した場合
1年目 | 210万 |
2年目 | 221万 |
3年目 | 232万 |
4年目 | 243万 |
5年目 | 255万 |
10年目 | 326万 |
15年目 | 416万 |
15年の運用で資産は約2倍になります。
投資額が仮に1000万であれば15年後には2000万になりますので、夢がありますし現実的に実現可能な数値です。
資産運用を始めるなら不動産小口投資がおすすめ!
これから個人投資家になろうと考えているあなたに、資産運用の利回りの計算式や目標値をご紹介してきました。
上記の計算は株式投資をベースにご紹介していましたが、個人で資産運用する場合は不動産小口投資をおすすめしています。
不動産小口投資とは
不動産物件を一人で全額投資するのではなく、複数の投資家が出資し、それらの資産を使って運用会社が不動産を取得します。
運用会社が取得した不動産にてテナントの賃貸を開始し、そこで得た家賃収入を投資家に分配する形の商品です。
運用会社によって利回りに差は出てしまいますが、信頼のおける運用会社に任せれば利回り5%で運用が可能となっています。
不動産小口投資のメリット
- 不動産を所有するわけではなく、少額で始められる
- プロに任せておくだけでいい
- 景気に左右されにくい
不動産の賃貸収入は景気にも左右されにくく、エリアや家賃などもプロが設定するため、投資家のあなたは手間もかからずに始めることができます。
もっと高い利回りを希望の方は一般的な不動産投資がおすすめですが、初心者は小口投資で経験を積むのがおすすめです。
資産運用の正しい知識をつけて利回り5%を目指そう
資産運用の利回りの計算式や目標値をご紹介しました。
これから資産運用を始めるあなたも、まずは利回り5%を目指して始めましょう。