今こそ不動産投資を始めるべき！高い人気が続く理由とは一体？

不動産投資は、いくつかある投資の中でも人気の高い投資となっており、近年はさらに人気が上昇しつつあります。

これまでの不動産投資と言えば「富裕層が資産運用のために行う投資」というイメージがありましたが、最近では不動産ファンドなど少額で始められる不動産投資も充実してきており、会社員の方が副業として始められるケースも増えています。

今回は不動産投資の人気が高い理由について解説していきますので、資産運用を始めようとお考えの方は、ぜひご参考になさってください。

人気が高いのはなぜ？多くの人が不動産投資を始める3つの理由

近年は、少額で始められる不動産ファンドも出てきたことも影響して、さらに人気が高くなっている不動産投資ですが、なぜ多くの人が不動産投資を選ぶのかについて、以下の3つの理由を解説していきます。

不動産投資の人気が高い理由の1つ目は「年金の減少に対する不安」です。

日本は世界の先進国と比較しても特に少子高齢化が顕著であり、超高齢社会になった2007年以降も高齢化が進行し続け、2035年には高齢化率（全人口のうち65歳以上の高齢者が占める割合）が約33%になるとも言われています。

こうした背景から、少子高齢化によって若者世代が老後を迎えるときには、社会保障や年金制度が立ち行かなくなることが懸念されます。

そのため、若者世代において少子高齢化による年金減少に不安を抱える人が多く、なかには年金を当てにしないという人も増加しており、将来に備えて不動産投資を始める方が増えているのです。

年金は原則65歳から支給され、一生涯受け取ることができますが、不動産投資も借り主から家賃が毎月入ってくるので年金と同様の安定した収入を手に入れることができます。

こうした安定的な収入を手に入れると同時に、65歳までに不動産投資ローンを完済するために、20・30代の早いうちから不動産投資を始めて、老後までに少しずつ資産を築いていくことで、将来への不安を減らそうという若者が増加しているのが現状です。

不動産以外にも投資の選択肢はありますが、なぜ将来に備えた資産運用で不動産投資を選ぶ人が多いのかというと、その他の投資に比べて不動産投資は安定的に長期に渡ってリターンを手に入れることができるからです。

単に投資している人の数でいうと、初期費用がほとんどかからない株やFXなどの投資をしている人の方が多く、身近にも感じられますが、一方で株やFXなどの投資は値動きに左右されるため、予想通りにいって上手く利益を得られることもあれば、予想が外れて大きく損をすることもあります。

株などの投資で上手く収益化するためには頻繁に値動きを確認する必要があるため、日々働いているという人は仕事と資産運用と両立するのが難しくなります。

対して、不動産投資であれば、不動産の借り手が見つかりさえすれば定期的に安定した家賃収入が入ってくるため、仕事と資産運用を両立することが可能な点もメリットとなります。

不動産投資の人気が高い理由の2つ目は「生命保険代わりになる」です。

不動産投資を始める人の多くは金融機関でローンを組んで始めますが、ローンを組んで不動産投資をする場合は、基本的に、団体信用生命保険に加入することになります。

団体信用生命保険は、借り主がローンを残したまま亡くなってしまったり高度障害状態になってしまったりする場合に、残債を免除してもらうことができる保険です。

そのため、遺族はローンの残債を負うことなく不動産を相続することができ、相続したあとはそのまま継続的に家賃収入を得ることもできますし、売却してまとまったお金を手に入れるということもできます。

ゆえに、不動産投資を生命保険代わりになるのです。

不動産投資の人気が高い理由の3つ目は「相続税対策になる」です。

なぜ不動産投資が相続税対策になるのかというと、現金よりも不動産のほうが財産としての価値が下がり、その結果、相続税を引き下げる効果があるからです。

例えば現金1億円を相続する場合は、額面通り1億円の評価額になりますが、1億円の不動産を相続する場合は、額面の5〜6割程度で評価されるため、評価額は約5,000〜6,000万円になります。

評価額が低ければ低いほど支払わなければいけない相続税も少なくなるため、不動産を相続することによって節税にも繋げることが可能になります。