人とグラフのイラスト

「自分に合う方法で投資したい」

「不動産ファンドへ投資をしようか迷っている」

「不動産ファンドと実物不動産投資の違いを知りたい」

不動産投資をしようと考えている方でこのような疑問を持つ方もいらっしゃるでしょう。

今回は、不動産ファンドと実物不動産投資の特徴についてご紹介していきます。

不動産ファンドと実物不動産投資にはどんな違いがある?

近年積み立て投資などの、老後に向けた投資が注目されるようになり、不動産ファンドや実物不動産投資も老後に向けた投資の一つとして注目を浴びるようになりました。

ここからは、不動産ファンドと実物不動産投資の特徴をご紹介しますので、資産形成を目指す方は参考にしてみてください。

不動産ファンドの特徴とは?

不動産ファンドの特徴について以下のように分けてみましたのでぜひご覧ください。

  • 株式の投資信託に近い
  • 少ない金額で投資できる
  • 手軽に投資ができる
  • リスクが少ない

不動産ファンドの特徴1~株式の投資信託に近い~

不動産ファンドは、実物不動産投資と違い、何人もの投資家から資金を募り、その資金を利用して不動産投資を進めることを目的としています。

不動産ファンドでは、不動産投資のプロが不動産運用を代行するため、実物不動産投資のように、ご自身で「どの土地の、どの建物に投資するか」などの戦略を練る必要がありません。

不動産ファンドではプロが代わりに不動産運用をしてくれるため、株式投資における投資信託と似ている点が特徴と言えます。

不動産投資信託については下の記事で詳しく説明しているので気になる方はぜひご覧ください

【不動産ファンド】REIT(不動産投資信託)と株式投資の違いとは

不動産ファンドの特徴2~少ない金額で投資できる~

不動産ファンドでは、投資家から資金を集め、それを元手にプロが不動産へ投資を行ないます。

実物不動産投資では不動産を自ら購入するために数百、数千万円もの資金を用意する必要がありますが、不動産ファンドでは、不動産そのものを購入するのではなく、運用するファンドの商品として間接的に不動産を購入することになるので必要な資金が少額で済みます。

不動産ファンドの特徴3~リスクが少ない~

不動産ファンドでは、投資家がプロへ不動産の投資をお願いします。

不動産ファンドが扱っている物件は多様で、さまざまな建物を扱うことで建物のリスクが分散され、所有する商品の価格が暴落するといったリスクを下げることができるのです。

不動産ファンドには投資のリスクを下げる役割もあると言えるでしょう。

実物不動産投資では、1人で不動産への投資を行うことになるため、投資ができる建物は一般人なら1〜2件がやっとでしょう。

そのため、建物に存在するリスクを分散することができず、この点は注意するべきと言えます。

不動産ファンドの特徴4~手軽に投資ができる~

実物不動産投資を行うためには、不動産会社と煩雑な取引を交わす必要があります。

また、資金を調達したり、不動産の管理をしたり、相場など不動産の情報を仕入れたりと、実物不動産投資には手間がつきものです。

一方で不動産ファンドでは、ファンドが提供する不動産商品を購入するだけで間接的に不動産へ投資することができます。

少額での不動産取引についてはこちらの記事で詳しく説明してあるので気になる方はぜひご覧ください

リスクを抑えて資産を運用!少額で始められる不動産投資法4選

実物不動産投資の特徴とは?

街並み

次に実物不動産の特徴と効果の違いについて紹介していきます。

実物不動産投資の特徴は以下の2点です。

  • 1人で投資をする
  • 利回りが大きい

実物不動産投資の特徴1~一人で投資をする~

実物不動産投資では、自身で資金を調達し、不動産へ投資を行います。

不動産ファンドでは、ファンドにいるプロの投資家が不動産を購入するのですが、実物不動産投資では、自分で不動産を購入しなければなりません。

そのため、実物不動産投資では自身で不動産の情報などを仕入れ、投資をする必要があります。

また、不動産のクリーニングや住民への配慮なども自身で責任を持たなければならず、この点も不動産ファンドにはない、実物不動産投資の特徴と言えます。

実物不動産投資の特徴2~利回りが大きい~

実物不動産投資は自身で資金を調達し投資を行うため、マージンがかからず不動産ファンドに比べて利益が出やすいです。

不動産ファンドでは、不動産投資のプロが代わりに不動産への投資を行ってくれ非常に便利なのですが、ファンドのプロへ不動産から得た利益から、信託報酬を支払う必要があります。

また、不動産から得た利益は投資額に応じて投資をした方の全員へ分配されるため、十分な利益を得られないことが少なくありません。

一方で実物不動産投資では自身で投資、不動産の管理を行うため、得た利益は全て自分のものになります。

つまるところ、実物不動産投資を行うことで、多くの利益を得ることができるといった効果を得られるでしょう。

不動産投資を始めるならまずは2つの違いを理解しよう

不動産投資には2種類の投資方法があり、それぞれに特徴が存在します。

どちらの投資方法を選ぶべきかは人によって異なるため、ぜひあなたにあった不動産投資を見つけて不動産投資を始めてみてください。

エードライフではあなたにあった不動産に関する投資を提供しているので、投資に関する悩みがある場合は、ぜひ一度ご相談ください。