昨今は、WEB広告、SNSからも不動産投資商品の広告PRが目立ってきております。

例えば、「みんなで大家さん」「クリアル」「エードMYバンク」という商品名は聞いたことはないでしょうか?

皆様から出資を募った資金で不動産を取得し、その不動産から得る賃料を出資額の応じて分配する資産運用商品です。

昨今はスマホやパソコンから1万円、10万円から申込でき、利回り5%~7%の商品が注目されています。

これらは、株式や投資信託同様に金融商品として運用をいただくのですが、監督官庁が金融庁ではなく、国土交通省が所管の許可事業となります。その許可は「不動産特定共同事業」という法律に基づき、宅地建物取引業者だけに許認可されるのですが、不特定多数のお客様から出資(資金)を募るだけに、容易に許可が下りるものではございません。

つまり、収益が得られる不動産を根拠とし、出資を募り、分配金を受取る、不動産(定期預金)バンクのようなものともいえます。それだけに運営する事業者には厳しい審査基準をクリアしなれればならないのです。

次回は、この免許を取得する基準について、ご説明させていただきます。