お金持ちがやっているイメージ?

不動産投資というと、どのようなイメージがあるでしょうか。

一般的には不動産投資というとお金持ちがやっているイメージがあるようです。

地主や会社経営者、弁護士、医者というようにお金持ちが不動産を所有して家賃収入を得ているイメージが強いという方が多いようです。

不動産投資家のイメージは昔から胡散臭い、怪しいというような少しネガティブなイメージが多いのです。

日本がバブル時代と呼ばれていた頃、不動産投資を率先して始めていた人は確かにお金持ちで少々胡散臭い雰囲気であまり良いイメージはありませんでした。

バブル時代に一番羽振りが良かったのは不動産投資をはじめ、不動産に携わっている人だったと言われています。

そのため不動産投資というと、その頃のイメージでお金持ちがやるものと思っている人は一定数はいるでしょう。

 

また不動産投資は基本的に元々たくさんの土地や建物を所有している地主がやっていると思っている人も多いのではないでしょうか。

要は不動産業を営んでいる人がやるものだと思われているのかもしれません。

不動産業を営んでいる人の多くは高級車に乗っているのを見かけます。

ベンツやBMWといったいわゆる高級外車を乗っているため、不動産業=お金持ちとのイメージが強く根付いてしまっているのかもしれません。

しかし近年では不動産投資をしている人の多くはお金持ちだからやっているわけではありません。

もちろんなかには地主をはじめ、一般的にお金持ちと言われている人もいますが、そのような人ばかりではありません。

サラリーマンや定年退職をした人などもたくさんいます。

不動産投資にもさまざまな種類があり、自己資金が少なくても始められるものもあります。

今や最初から土地や建物を所有していなくても不動産投資ができる時代なのです。

一般的なサラリーマンもやっている

上述のように不動産投資は富裕層や地主など、

お金に余裕のある人がやっているイメージが強いため、自分には関係ないと思っている人は少なくありません。

しかし、実際に不動産投資をやっているのは一般的なサラリーマンが非常に多いのです。

女性よりも男性の方が多いのは確かですが、平均的な収入を得ているサラリーマンが多いのが現状です。

サラリーマンの場合、プロからアドバイスを受けながら、初期費用が少なくても始められる不動産投資をやっている人がほとんどです。

なかには金融機関から融資を受けてアパートやマンションを購入して、家賃収入を得ている人もいます。

資産運用や投資というと、株式投資やFXが身近ではないかと思う人もいるでしょう。

確かに現在はネット証券が主流となっており、株式投資やFXはサラリーマンが気軽に始められる投資商品となっています。

しかし株式投資やFXはリスクが高く、最悪の場合資金がゼロになることもあります。

株式投資もFXも少ない資金から始めることができるのですが、リスクが高いことがネックです。

他にサラリーマンに選ばれているのが不動産投資です。

不動産投資にはさまざまな種類があります。

アパート一棟を購入したり、マンションの一室を購入するとなると自己資金だけでは足らず、金融機関から融資を受けることになるかもしれません。

お金を借りてまでやるとなるとリスクが高いと感じてしまうかと思います。

そこで多くのサラリーマンにおすすめの不動産投資が「不動産小口化投資」です。

不動産小口化投資とは、ひとつの物件を複数の投資家が所有権を保有する形で運用されます。

物件の権利を購入するので、権利を売買することができます。

一口あたり数万円程度から購入することができるものもありますので、少ない自己資金で始めることが可能です。

不動産小口化投資なら、一等地の収益性の高い物件でも少ない資金から投資できるというメリットがあります。

複数の物件で小口化投資をしているサラリーマンもたくさんいます。

不動産投資商品である小口化投資は株式投資やFXよりは高いリスクを負わずに済みますし、複数の物件で小口化投資をすることで、リスクを軽減することができます。

もちろん小口化投資だけでなく、併せてアパート経営をしているサラリーマンもいます。

一概にサラリーマンなら小口化投資とは言えませんが、できるだけリスクを回避したい、できるだけ少ない資金で始めたいという方に小口化投資はおすすめでしょう。

公務員もできるって本当?

不動産投資は近年、会社員をはじめ、一般企業で働く人の副業のひとつとして注目されている投資です。

確かに一般企業で働く人も不動産投資を始められますが、公務員は無理だと思っている人は多いでしょう。

働き方改革のひとつとして、副業が可能になっている一般企業も増えてきていますが、公務員は副業が原則禁止されているため、不動産投資もある種の副業になると考えてしまうでしょう。

公務員の副業禁止については確かに法律で定められています。

副業をすることで本業に集中できなくなることを防ぐため、勤務先の社会的な信用を損なわせないためなどいくつかの理由があるためです。

しかし不動産投資は人事院規則によって定められた一定の規模内であれば、公務員でも行うことができるのです。

そのため、実際に不動産投資を行っている公務員はいます。

【公務員が不動産投資を行うためのポイント】

1.一定の規模内で行うこと

副業としてみなされてしまう条件を以下にてご紹介します。

 

・5棟10室未満、かつ年間の家賃収入が500万円以上

・土地の賃貸については賃貸契約の件数が10件以上

・駐車場賃貸の場合は駐車台数が10台以上

・劇場・映画館など遊戯のための設備がある不動産

・旅館・ホテルなど特定の業務のために使用される不動産

・建築物である駐車場や機械設備を設けた駐車場

 

これらの条件に当てはまらなければ不動産投資を行っても副業としてみなされることはありません。

2.所有不動産の管理を管理会社に依頼すること

所有した物件の管理を自分で行うことは、上述したように本業に集中できなくなる可能性がありますし、事業を行っているとみなされてしまいます。

そのため所有不動産の管理は管理会社に依頼することが条件となります。

 

一方で、ポイント1の副業としてみなされる条件内であっても不動産投資を続けられる場合があります。

それは許可を取ることです。

最初は規定内で不動産投資を行っていたが気付いた時には規定を超えてしまったという場合は、所属長へ報告する必要があります。

しかし報告したらそれで良いというわけではありません。

その後、雇用されている省庁・役所からの許可を待たなくてはなりません。

規定を超えても報告せずにそのまま不動産投資を行っている公務員の方もなかにはいるかもしれませんが、無許可で続けるのは非常にリスクが高いといえるでしょう。

 

これから不動産投資を始めようと考えている公務員の方は、これらの条件を理解し、その範囲内で行うことをおすすめします。

まとめ

今回ご紹介したように、不動産投資はさまざまな職業の方が行っています。

不動産投資を行っている人のイメージが変わったかもしれません。

不動産投資のような難しそうなことは男性がするものと決めている人もいることでしょう。

しかし不動産投資は男性のみならず、女性もしています。

また不動産投資は決してお金持ちだけがするものではありません。

ごく普通の人でもプロに相談することや、金融機関の融資を上手く活用することで低資金から始めることができるのです。

どのような人でも始めやすい身近な投資法のひとつだということを覚えておきましょう。